本サイトの記事でも度々触れてきたように、オラクルが無償で提供するJava SEには、バージョンごとに無償アップデートの終了期限が設けられている。現在、多くの企業が利用しているJava SE 6の無償アップデート期限は2013年2月、つまり間もなく終了し、それ以降はセキュリティ脆弱性が見つかった場合でもアップデートが一般に提供されることはない。読者がお使いのシステムのJava SEのバージョンを確認のうえ、もしJava SE 6またはそれ以前のバージョンを利用している場合には、早急にJava SE 7最新版にアップデートすることをご検討いただきたい。(編集部)
実は間もなく2013年2月、Java SE 6の無償アップデート期間が終了する。これ以降、オラクルが無償で提供するJava SE 6については、アップデートは行われない。つまり、バグやセキュリティ問題に対する修正を施したJava SE 6のアップデートは、一般向けサイトでは提供されなくなるのだ。
ここで改めて、Java SEの無償提供期間について説明しよう。
Java SEは、公式ダウンロード・サイトでの提供開始日から最低3年間は無償で提供される。Java SE 6の場合、2013年2月末日までが無償提供期間となっており、この期間内は必要に応じてアップデートがリリースされ、誰でも無償でダウンロードして利用することができる。
Java SEの提供実績と今後のロードマップ
※詳細については、こちらのサイトをご覧いただきたい。
上の表に示すように、Java SE 5までの無償アップデートの提供はすでに終了しており、Java SE 6の無償アップデートも間もなく終了する。今後もJava SEを安全にお使いいただくために、今すぐJava SE 7の最新版にアップデートしていただきたい。
なお、2013年2月以降もJava SE 6のアップデート(セキュリティ脆弱性への対応やバグ対応を施した最新版)の提供を求める企業に対して、オラクルは有償製品として「Oracle Java SE Advanced」を提供している。Oracle Java SE Advancedを利用した場合、2016年12月までJava SE 6のアップデートの提供を受けることができる。システム環境を今すぐJava SE 7に移行するのが難しい場合は、このOracle Java SE Advancedも活用しながら、Java SEを安全にお使いいただきたい。
2013年2月にJava SE 6の無償アップデート期間が終了。今すぐJava SE 7最新版への移行を
本サイトをご覧の読者に、ぜひお願いしたいことがある。今すぐ、皆さんがかかわる企業システムで利用されているJava SEのバージョンをご確認いただきたい。そのうえで、お使いのバージョンがJava SE 6またはそれ以前のバージョンである場合は、今すぐ、Java SE 7最新版へのバージョンアップをご検討いただきたい。Java SE 7最新版は、次のサイトより入手することができる。Java SE最新版の入手先はコチラ
実は間もなく2013年2月、Java SE 6の無償アップデート期間が終了する。これ以降、オラクルが無償で提供するJava SE 6については、アップデートは行われない。つまり、バグやセキュリティ問題に対する修正を施したJava SE 6のアップデートは、一般向けサイトでは提供されなくなるのだ。
ここで改めて、Java SEの無償提供期間について説明しよう。
Java SEは、公式ダウンロード・サイトでの提供開始日から最低3年間は無償で提供される。Java SE 6の場合、2013年2月末日までが無償提供期間となっており、この期間内は必要に応じてアップデートがリリースされ、誰でも無償でダウンロードして利用することができる。
Java SEの提供実績と今後のロードマップ
Java SEのバージョン | 提供開始 | 提供終了通知 | 提供終了 |
---|---|---|---|
1.4 | 2002年2月 | 2006年12月 | 2008年10月 |
5.0 | 2004年5月 | 2008年4月 | 2009年10月 |
6 | 2006年12月 | 2011年2月 | 2013年2月末 |
7 | 2011年7月 | 未定 | 2014年7月 |
上の表に示すように、Java SE 5までの無償アップデートの提供はすでに終了しており、Java SE 6の無償アップデートも間もなく終了する。今後もJava SEを安全にお使いいただくために、今すぐJava SE 7の最新版にアップデートしていただきたい。
なお、2013年2月以降もJava SE 6のアップデート(セキュリティ脆弱性への対応やバグ対応を施した最新版)の提供を求める企業に対して、オラクルは有償製品として「Oracle Java SE Advanced」を提供している。Oracle Java SE Advancedを利用した場合、2016年12月までJava SE 6のアップデートの提供を受けることができる。システム環境を今すぐJava SE 7に移行するのが難しい場合は、このOracle Java SE Advancedも活用しながら、Java SEを安全にお使いいただきたい。
Oracle Java SE Advancedの詳細についてはコチラを
Oracle Java SE Advancedには、次の3つのコンポーネントが含まれます。
1)オラクルのライフタイム・サポートに基づく標準オラクル・サポート
2)無償提供終了後のJava SEアップデートの提供
3)ミッション・クリティカルJavaアプリケーション用の高度な監視/管理機能
Oracle Java SE Advancedでは、Java SEの提供開始後5年間にわたってオラクルの標準サポートである「Oracle Premier Support」を受けることができ、なおかつその期間内はJava SEのアップデートを入手できます。
また、「Oracle Extended Support」期間内(Java SE 6の場合、2013年12月~2016年12月)もアップデートをJava SEの無償提供についてご入手いただけます。当然、サポート製品としてお客様からのお問い合わせには無期限で対応します。
詳しくはコチラのサイトをご覧ください。