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「夜な夜な! なにわオラクル塾 WebLogic Server勉強会@大阪」レポート

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WebLogic勉強会通信

WebLogic Serverファンの皆様、こんにちは、WebLogic Server勉強会通信です。2月13日に開催された「夜な夜な! なにわオラクル塾」第17回WebLogic Server勉強会@大阪をレポートします。今回のアジェンダは初級者向けということで初めて参加された方がほとんどでした。チーム別対抗クイズ大会では最後までチャレンジお疲れ様でした。接戦を制した優勝チーム(Aチーム)の皆様おめでとうございます。次回の大阪開催は5月の予定です。また、お会いできることを楽しみにしています。(日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部 佐々木政和)



WebLogic Serverの運用管理: 基礎編

初めのセッションでは、WebLogic Serverのインストールからドメイン作成、サーバの起動・停止、管理コンソールの使い方、アプリケーションのデプロイメント、JDBCデータソースなどの環境構築と運用管理のポイントの解説がありました。ぜひ、WebLogic Serverの運用管理: 基礎編の資料をご覧ください。(講師はオラクルユニバシティの岡田さん)



WebLogic ServerとJava EE

  • 1.アプリケーションサーバの役割
  • 2.WebLogic ServerとJava EE
  • 3. 開発者と運用管理者の役割
  • ドメインのポイント

  • 1. ドメインとは
  • 2. WebLogic Serverにおける用語の整理(ドメイン、サーバ、マシン)
  • 3.管理サーバと管理対象サーバ
  • 4.ドメイン構成例
  • 5.ドメインディレクトリ
  • 6.ドメインの作成
  • 7.サーバの起動
  • 8.サーバの起動スクリプト
  • 9.ログファイル(サーバ、HTTP、ドメイン)
  • 10.Pack/Unpackコマンド
  • 11. 管理コンソール
  • 12.その他のコマンド
  • デプロイメントのポイント

  • 1.デプロイとは
  • 2.コンソールデプロイメント
  • 3.2段階デプロイメント
  • 4.コマンドラインデプロイメント
  • 5.プロダクション再デプロイメント
  • 6.アプリケーションのバージョン指定
  • 7.リタイア済みアプリのアンデプロイメント
  • データソースのポイント

  • 1.JDBCデータソースとは
  • 2.データソースの作成
  • 3.データソースの設定
  • 4.データソースのモニタ
  • クイズで確認!WebLogic Serverの運用管理

    前半の内容をおさらいするために、チーム別にクイズにチャレンジしていただきました。クイズは全部で13問で18箇所の解答欄があります。チームで相談しながら解答をまとめてもらい、正解数の一番多いチームが優勝になります。ここでは、第12問目の穴埋め問題を紹介します。

    問題12

    アプリケーションを図のように構成します。このドメインを構成する手順を次の表にリストアップしました。各空欄に適切な手順を下記の選択肢から選んで埋めて下さい。
  • -本番モード
  • -ドメインテンプレート:Basic WebLogic Server Domain – 12.1.1.0








  • 選択肢は以下のとおり。
  • A. boot.properties作成
  • B. 管理コンソールでデータソースを定義
  • C. unpackコマンド
  • D. weblogic.Adminコマンド
  • E. packコマンド
  • F. WebLogicBuilderでデプロイメント記述子を作成
  • G. 管理サーバ起動
  • H. ドメインファイルをMachineYにコピー
  • I. 管理対象サーバーを起動
  • 解答と解説





    この問題は設定ファイルを提示して、その構成定義の手順書を作成する際のポイントを確認する問題です。ドメインテンプレートファイルはデフォルトのものを使用、また、ドメインは本番モードの指定なので起動IDファイル(boot.properties)を使用することができます。ということを念頭に置いて選択肢を眺めます。全体の枠数から、初めの2枠目は起動ファイルができていないので作成する手順を挿入することが分かります。また、枠の数からpack, unpackコマンドを使って管理対象サーバ上に設定ファイルをコピーする手順が入ります。また、そのためには管理サーバが動いているとファイルが変更される可能性があるので、一旦管理サーバを停止した後に pack, コピー、unpackの手順が必要になります。つまり、管理サーバを停止した状態でpackを実行し、packコマンドが生成したjarファイルを管理対象サーバにコピーして、それをunpackします。これで設定ファイルが均等に行き当たるのでドメインを起動、つまり、管理サーバの起動、管理対象サーバの起動という流れになります。実際には、枠数を無視するとこれ以外に複数の運用手順が考えられます。例えば、管理対象サーバを起動していない状態でデプロイして、起動し終わった際に実際のデプロイが完了するという流れです。ただし、この場合は成功か失敗か判らないので注意が必要です。今回は基本となる単純な作業手順を学びました。いくつかチェックすべきポイントがありますので、今回の前半の資料、マニュアル、「実践」を通じてスキルアップを心掛けてください。

    優勝したAチームの皆様、おめでとうございます。





    お疲れ様でした。僅差で優勝を逃したチームの皆さま、次回も素敵なプレゼントを用意してお待ちしています。ぜひ、チャレンジしてください。

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