Oracleは小型の組み込み市場への新たな取り組みとして、JavaOne 2012でJava ME Embedded 3.2を発表しました。
本日、その後継である2つのエキサイティングなリリースを発表しました:
- Raspberry Pi用Java ME Embedded 3.3 (早期アクセス版)
- Java ME SDK 3.3 (早期アクセス版)
このリリースにより、Java開発者は、豊かな機能を持つ組み込みJava MEアプリケーションを開発し、人気のRaspberry Piボード上で実行できるようになりました。この新バージョンには多くの新機能や改良点が盛り込まれています:
- Linux Wheezy (hard float版)を搭載するRaspberry PiモデルBのサポート
- 複数のアプリを信頼性をもって並行処理するマルチタスキングVM
- アプリ配信・管理機能のフルサポート
- デバイスアクセスAPIの強化。GPIO、UART、I2C、SPIで接続したデバイスにJavaから直接アクセスすることが可能に
- ネットワークとメモリの監視ツール
- その他、Java ME Embedded実行環境およびJava ME SDK双方でのさまざまな機能拡張
Simon Ritterのwebcast、"Java ME Embedded on the Raspberry Pi"で短い概要紹介をご覧ください。
Java ME EmbeddedやJava ME SDKについて、さらに調べたりダウンロードするにはこちらへどうぞ。概要説明やスタートガイド、FAQ、そして完全なドキュメントも用意されています。