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P6 EPPMとP6 Professional

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皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、2014年最初の記事は改めてPrimavera P6の製品の細かい種類(パッケージ)について説明したいと思います。

Primavera製品の歴史は30年の歴史がありますが、P6という製品は2007年に登場し、2014年初での最新リリースはR8.3です。最初のP6はクライアント/サーバー型のアークテクチャを採用していて、R7から既存のC/S型に加えてWeb型のアプリケーションが追加されました。

まだWeb型のアーキテクチャを見た事、試した事がない方のために詳しくお話しますと、この2つのタイプは背反するものではなく、混在させることも可能です。つまり、C/S型のクライアントからもWeb型のクライアントからも同じプロジェクトのデータにアクセスすることができます。C/S型とWeb型はクライアントのユーザーインターフェイス(UI)が異なるので、それぞれのUIの特性に合わせて選んでいただくことが可能になっています。



このクライアントの混在は、エンタープライズレベルでの利用においてPrimaveraが意図した形態であり、特にマネジメント系の方向けにWeb型のアプリケーションが使われることが期待されていました。とはいえその後の度重なる改良で、Web型にもプロジェクトマネージャ、プロジェクトメンバーでも利用できるように細かい機能も次々と提供されてきました。

現在、この2つのアプリケーションはそれぞれのライセンスで提供されており、以下の2つに整理されます。

  • Web型:製品名称「P6 Enterprise Project Portfolio Management (通称:P6 EPPM)」
  • C/S型:製品名称「P6 Professional Project Management(通称:P6 Professional)」

尚、P6 EPPMにはP6 Professionalの使用権限が含まれています。

従来からP6をお使いのお客様は、ほとんどが旧来のアプリケーション=C/S型=P6 Professionalをお使いいただいていますが、ここ数年で海外ではP6 EPPMを合わせた混在型が増えてきており、日本でも徐々に事例が出始めてきています。

それぞれに長所があり、互いに強みを活かしながら、今でも双方が機能拡張を続けています。今後の更なる拡張にご期待ください。


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